当社のオリーブ事業は、
例えば、地域の方が中心となってオリーブ栽培を行う法人を立ち上げ、その収益によるコミュニティービジネスの創出
オリーブは、植物性油、化粧用油で市場ニーズが高く、高いビジネス性が期待されます。また、栽培には、排水良好で十分な保水性と保肥力のある農地が必要であり、植樹地の土壌改良は絶対条件のため、
長崎県は耕作放棄地の割合が高く、その改善が重要項目になっています。この耕作放棄地をオリーブの植樹地として、建設業が土壌改良を含めた「ほ場整備」を行うことは、今後の建設業者の雇用維持に役立つと考えられます。
また、耕作放棄地にオリーブ植樹を行うことにより、地球温暖化の原因と指摘されている二酸化炭素排出量を削減できることから、
平成20年度には、FAながさきが東洋オリーブ株式会社と業務提携し、オリーブ事業を立ち上げ、農海産物直売所「食彩の里 よかばい相浦」でオリーブ商品の販売を開始しました。また、国土交通省・財団法人建設業振興基金より、
平成21年度には、国土交通省の取り組みである
さらに、佐世保パールシー株式会社が企画する“黒島体験ツアー”においても、佐世保市黒島町での植樹体験等の農業と観光との連携による新しい観光商品のビジネス性を検証しています。
平成22年度には、長崎県内に大規模なHORIUCHIグループ直営オリーブ農園を建設しました(西海市において約6000本)。今後は、実際に収穫を成功させ、オリーブオイル採油機での商品化に向けた確実なシステム構築を行っていく必要があると考えています。
なお、堀内組60周年記念事業として、オリーブの苗を各地へ提供しました。
場所 | 定植時期 | 本数 | 備考 | |
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1 | 平戸紐差地区・田平地区 | 平成22年3月 | 30 | NPO平戸遊学ネット |
2 | 佐々学童農園 | 平成22年4月 | 16 | 佐々町教育委員会 |
3 | 雲仙地区 | 平成22年4月 | 20 | 清水かまぼこ直売所 |
4 | 島原地区 | 平成22年4月 | 20 | みずなし本陣(大石建設) |
5 | 波佐見地区 | 平成22年4月 | 20 | 波佐見温泉センター |
6 | 堀内組会社周辺 | 平成22年4月 | 5 | 4~5年苗 |
7 | 神崎教会 | 平成22年4月 | 3 | 漁業関係者 |
計 | 144 |