私が所属する建築部は、当社が営む総合建設業における建築工事業(建築一式工事)の施工管理を主とする業務を行います。発注機関は公共工事・民間工事問わず、対応エリアは長崎県内全域(離島を含む)とし、工事種別としては新築・改修・修繕・維持管理・解体等、建築に係る様々な工事を、計画~積算~工事施工~アフターフォローとそれぞれのエキスパートが対応し、“顧客第一”を目標に日々業務へ励んでいます。
“やる気”と“元気”があれば、どんな方でも」と言いたいところですが、なかなか気持ちだけでは続かないものです。ただ、どういう人材でなければ現場員になれないということはありません。どんな職業であっても“向上心”と“探求心”を持ってチャレンジする姿勢は必要と考えます。
今後、建設DX(デジタルトランスフォーメンション)・ICT化の推進への動きから業務の内容は分業化が加速していくことが予想されますが、現場においては依然として人と人との繋がりが重要視されている観点から考えると、コミュニケーション能力が高いほうが望ましいと考えます。
あとは自身のプライベートが充実しており、仕事のON/OFF切替が出来ることが大事な要素と考えます。
現職に就き、4年目になりますが、人を育てる(=定着させる)ことの難しさを感じています。
現場管理者になるには様々な資格の取得が必要ですが、実際の現場施工管理においては経験則が重要と考えられてきました。しかし、時代の流れとともに建設業界を取り巻く環境も大きな転換期を迎えています。
そういった環境の中で、人材育成=私自身の育成として共に歩んでいける環境の構築に励みたいと考えます。
我々が身を置く建設業界は人手不足が深刻な状況であり、就業者の高齢化及び若年者の定着率の低下が顕著である中、”即戦力が欲しい”というのが業界全般的に考えても率直な気持ちです。
ただ、そういった状況の中であっても如何にして新卒雇用を拡大し、定着率を上昇させていくかが
至上命題と考えます。